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さて今回はこのブログでは珍しい書籍情報「深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと」というタイトルからしてすでに面白そうで中身もちゃんと面白い本のご紹介です。
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ということで今回ご紹介いたしますのはライターとして「デイリーポータルZ」「メシ通」などの連載や、酒場ライターパリッコさんとの酒ユニット「酒の穴」としての活動では若手酒場シーンの急先鋒として、そして新しいレジャーチェアリングの創始者と様々なメディアで活躍の場を広げるスズキナオさんの著書「深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと」です。
ナオさんとはネットを通じて仲良くさせていただいておりまして、このサイトにも2015年に登場していただいた事もあり日頃より注目させていただいております!



今は無き与作ラーメン春珍にお連れできたことはいい思い出です。この4年後、昨年の10月に発売された著書「深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと」が現在第5刷までされているロングセラーに!

昨年12月には伊集院光さんのラジオにゲスト出演という管理人的にこれ以上ない夢のコラボなどもあったりと正に飛ぶ鳥を落とす勢いな活躍ぶり、一番活動されてるウェブメディアではマニアのハートを鷲掴みにする旅やグルメ系の記事を連発されております。







うおおおお体育館みたいな建物で肉を焼きたいし、フェリーにも乗りたくなる!このようなスズキナオさんらしいチョイスがされたグルメ&旅の記事や、デイリーポータルZでの検証ネタなどを書籍化したのが「深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと」なのです。
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タイトルにもある決して快適とはいえない格安の深夜高速バスに何度も乗車した上での考察や、銭湯にある昔ながらのガラス広告を依頼する歴史文化的価値のある企画など興味深いものばかり!
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特に良いのはスズキナオさんならではのディープな街あるきや、大阪の昼に営業するスナックで一杯、老舗の食堂や廃バス利用の飲食店などのレポートはそれぞれに丁寧な取材で読みごたえがあり、いつかそこに行ってみたいなあという気分にさせてくれます。
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当ブログも懐かしいものや風景、いろんな意味での味わいのある飲食店などを近場で見つけてはそれをいかに旅気分や放浪気分に変換できるかをテーマにしていたりするので、退屈で何もないと思いがちな日々の生活の見方を変え、そこに新しい発見を見出すスズキナオさんにはとてもシンパシーを感じております。
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ここ最近はどうすることもできないような不安でモヤモヤする日々が続いていたりしますが、そんな中でもドラマチックな出来事は起きはしなくともジワッと熱いなにか心に残るようなささやかな楽しみを見つけて積み重ねていけば豊かな人生を送れるかも、そんなアイデアが沢山詰め込まれた一冊だと思います。
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ということで様々な場所で読み進めてきましたスズキナオさんの「深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと」、どこから読んでもちょうどいいサイズのコラムや旅行記が楽しいおすすめの一冊ですので皆さまもぜひお手に取ってみてくださいー。