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さて、今回は昭和の時代一世を風靡したというレトロな製麺機で自家製ラーメンを作ってみようという
企画のレポートです!
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というわけで今回の主役でありますこのレトロな製麺機、懐かしさや見た目のカッコよさもあってか
密かなブームとなっているようで、こんなマニアックなムック本も発売されています。
・趣味の製麺
…ま、まあこの本の制作周辺で異常なる盛り上がりを見せているような気もしますが、
たしかに一度この実物を見てみたいとは思っていたところ。
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デデーン!
こちら「小野式」というモデルの製麺機。
一体何年前に作られたのかこの堅実剛健な鋳物製の製麺機はネットオークションで中古で購入され
レストアしたとのこと。もはや骨董品にも見えますがこの平成の世でも現役バリバリに使用できるのだとか!
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今回はこの製麺機の持ち主であり日本有数の製麺機コレクターでもあられるイシイさんの
ご指導の下でラーメンを打ち、管理人の作ったスープとトッピングとでコラボ麺を
味わおうという催しが繰り広げられました!
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と、その前にまずは宴会から。そもそもこの日は毎年恒例の「若人の会」という宴会の
メインイベントとして製麺体験を企画しました。
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ですのでまずは暴飲暴食の限りを尽くします。
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刺身もドーン!
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ガハハハハ!と「若人」とは名ばかりのダンディな皆様による下世話な宴が続きます。
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美味しい地酒の呑みくらべなどで一時はすっかり製麺のことを忘れかけましたが宴もたけなわで
そろそろシメのラーメンでも、というあたりでわざわざ麺作りからやっちゃおうということに!
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今回は素人には難しいという麺の生地作りと熟成をイシイさんが自宅でやってきてくださったので、
一番楽しいという製麺機の工程のみをやってみることに。
素材の小麦粉やかんすい、加水率、熟成の時間などいろいろ伺ったものの…
すみません、すっかり忘れてしまいました。
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さあ、始まります!
何度か製麺をしたことがある手練れの皆さんが率先して作業に取りかかってくれました。
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十分こねられたという生地にダメだしの練りを加えるイシイさん。
「たまに失敗してボロボロになっちゃう時があるんだよね~」、
などと心配な発言も、今日がその日ではないことを祈るばかり。
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いよいよ製麺機の出番です!適切な幅にカットした生地をローラー部分にのせてグルグルと
ハンドルを回すと、
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おおおお面白いー!伸ばされた生地を棒に巻き込んでいくと「麺帯」と呼ばれるものになるそうです。
こんなに綺麗に伸びてくれるものなんですねえ。
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参加者が代わる代わるローラーをまわしていくうちに厚さ一ミリほどの麺帯に。
なんとなくですけどワンタンとか餃子の皮にもできそうですね。
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さあ、いよいよです、ハンドルを麺切り歯モードに切り替え、ゆっくりロールすると…
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うおおおおおお麺だーーッ!!!
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正直もっと手作りな感じの素朴な麺が出来上がるんだろうなと思っていたのですが、
この製麺機一台で製麺所も顔負けなプロ仕様なラーメンが完成するとはホントびっくりです!
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打ち粉をしながら手もみをすることでちじれ麺にクラスチェンジ!
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あっという間に完成!いやーお見事!
本来ならこれを数時間寝かせたほうがいいらしいのですが、麺の熟成を待っている間に
我々が寝てしまう、ということで打ち立てを試食してみることに。
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細麺なので茹で時間はあっという間、いよいよ試食です!
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どうですかこの仕上がり!米沢ラーメンをイメージした鳥ガラベースのあっさりスープで
特製極細ちじれ麺をいただいてみることに!
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ウマイ!!!!
モチモチの食感とチュルチュルとした喉ごし、いやはやこれは大成功なんじゃないですか!
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そしてこちらちじれなしの太ストレート麺、スープはこってりめがいいだろうと油多めにしてみました。
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こっちも美味いー!!
太麺だけあって暴力的なほどの弾力と噛みしめるほどに広がる小麦の香り!
こんな絶品ラーメンを自分達で作りあげたというのが格別です!


それでは製麺の行程を動画にまとめてみましたのでどうぞ!
ぱっと見では簡単に見えますが、やはりイシイさんの微調整があってこそであります。
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試食後もラーメン談義で盛り上がり、宴は夜更けまで続きました!
しかしこの日だけでは終わらない…参加者はこの後の試作(お楽しみ)の日々を
知らないのであった…!
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だって食べきれなかった麺が沢山あるんですもの!
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というわけで太ちじれ麺の翌日バージョン!
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うわービロビロしてるよー!
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まるで○ンチャンラーメン(山形の超人気店)じゃねえか!!!
やはりストレートよりもちじれているほうがスープとの絡みが良く、麺とスープのハーモニーが
スゴいことになっていますね。管理人的にこの麺の仕上がりがベストかなー!
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しかし細麺も熟成が進んでおります!
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この艶のある透明度、まるで米沢で人気のあの店のよう!
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太ストレート麺はやはり油そば!
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醤油ダレに香味油にニンニク、ゴマ、そして黒胡椒をドバーっ!
このジャンクな味付けにも負けない麺の風味、これまた旨すぎます!!
さて様々なラーメン、油そばとやってきましたが最後はやっぱり…
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ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!
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つけ麺じゃー!!!!!!!
つけ麺といえばやはり元祖大勝軒のタレで決まり!このつけ麺のスープをまんま使っている
お店もあるとかないとか、それだけ完成度が高いってことですよね。
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なんだよこの出来レースは、こんなの美味いに決まってるし!
そんなわけで試作というかただひたすらに麺を啜りまくった数日間でしたが、
大好きなラーメンをこれでもかと味わった夢のような日々でした。
製麺機がほしくなったかといえば…ですが、ぜひまた製麺体験会またお願いしたいものです!