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さて今回は山形県は東根市、神町の飲食街にありますやきとりの名店「鳳栄兆」さんのご紹介です。
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神町駐屯地近くのスナックが立ち並ぶ通り沿いにあるこちら、なんでも半世紀以上の歴史を持つという
老舗だそうで、それだけでも期待が膨らみます。
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同行のイシイさんがカウンター席がオススメということで開店直後にチェックイン。
なるほどこの焼き台を眺めながら飲めるというわけですね。
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カウンターの反対側には小上がりが二卓。
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お、これはレアなカレンダーですね。場所柄この日もそれらしきお客さんがおりましたが、
長年自衛官の憩いの場として愛されてきたのでしょうね。
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オリジナルの将棋の駒に高見盛、警視庁の酒瓶と興味深い置物が。
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こちらがメニュー(2015年4月現在)。
このようにこちらはいわゆるニワトリの焼き鳥ではなく、寒河江市などに多い豚ホルモンが
メインのお店なのだそうです。
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他にもお茶漬けにおにぎり、焼きそばと食事メニューもあるのでここでシメまで完結できますね。
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お酒はビール、日本酒の他に、サワーやワインとバラエティー豊かなラインナップが。
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飲み物はスーパードライの生を中ジョッキで。
後に知ったのですが大ジョッキもあるようです。豪快に飲みたかったなあ。
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お通しで白菜漬けがドン。しっかりと漬かった白菜がいい箸休めになりました
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焼き場にはこちらの若旦那と大女将が交代で立たれるのだそう。
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こちらの焼き方は独特で、台の場所によって火が通りづらい部分は一度串から外して火力のある
ポイントでよく焼き、また串に戻すという、このひと手間により全体にムラなく火が均一に通っている
というこれぞ職人技!
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さあ、パーティーの始まりだ!!!
今回は全種類一本づつ、味付けもおすすめでいただくことにしました。
まず最初はレバ-とモツをタレで。ネットリとしたレバーと、サクっと香ばしく焼けたしたモツを
サラリとしたタレが程よくなじんで、これはいくらでもいけそうです!
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ハツを塩で。弾力のある噛み応えとハツの独特な風味がいいですねえ。
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タンはもちろん塩焼きで。食べやすい一口サイズで噛むごとにタンの旨味が溢れます。
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サガリを塩で。ウワッと声に出てしまうほどの柔らかさ!やはりサガリは外しませんね~。
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そしてキングオブやきとん、カシラを塩で。大ぶりにカットされたジューシーな塊肉を頬張る幸せ!
脂っぽいカシラには特に長ネギがいい仕事をしています。
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続いてはナンコツを塩で。コリコリとした骨とやわらかな肉のハーモニー。
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ブリッとした歯ごたえが面白いコブクロを塩で。いやーどれも美味しい!
いずれも適切な丁寧な処理が施されているので、全くクセもなくそれぞれに違う旨みと
焼きの香ばしさを味わうことができました。
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もちろんお酒も順調に捗りビールからレモンサワーへ。タップリのレモン果汁と強めの炭酸の爽快さは
やきとりとの相性バツグン!
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最後に個人的に一番ヒットしたカシラをタレで追加。ウメー!カシラはタレも合いますね!
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いやー大満足!最初から最後までこの店のやきとりのレベルの高さを存分に堪能させてもらいました。
ちなみにこの後ほぼ満席状態に、やはり皆さんこの焼きとりが目当てですのでピーク時は避けたほうが
ゆっくりできるかと思われます。次回はぜひ大ジョッキを片手に乱れ食いしたいです!
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鳳栄兆
山形県東根市神町南1-1-38
営業時間 17:30~24:00
定休日 日曜日
TEL 0237-47-0366